Flappy-Magazine

漫画を語る読み物マガジン

漫画喫茶の堕落した美しさ

 

漫画喫茶のやる気のない接客。良くないですか?

 

あのなんかサービス感の一切ないところ。「めんどくさいから受付はしてやるけど、余計な仕事させんなよ。」感。

 

フォードメニューなんか頼んだらめんどくさいことに腹を立てたバイトに、余裕でツバとか入れられそうな、バイトテロの温床感みたいな雰囲気。ちょっと文句言ったら即座に拳で答えてきそうな、「キレた10代」感。

 

今って、日本ではどこも治安が守られていて、危ないところってほぼないじゃないですか。そんな中で、ここだけは無法地帯。現代のダンジョン。五体満足で帰れると思うなよ。みたいな雰囲気を感じる。良いですよね。「殺し屋イチ」のヤクザマンションの雰囲気をどことなく感じる。いや全然違うんでしょうけど。

 

現代の繁華街に残された唯一の雑感

テクノロジーの進化とともに、街はハイテク化が進んでいて、インスタ映えのためにどこもかしこもオシャレになっていて、ちょっと息苦しさすら感じるじゃないですか。 だって、こちとらユニクロで買ったジャケットに、ユニクロで買ったGパンで街を歩いてるわけですよ。周りのみんなはオシャレして、カッコつけて歩いてる中、こちとらだらだらと暇つぶしに街を歩いてるわけですよ。だって無職だし。

 

そんな僕が、オシャレな街に飛び込んだ時。そりゃーもうね、雑誌で「ださい男」として取り上げられる代表格。現代に迷い込んだアウストラロピテクス。外国映画に出てくるカメラをぶら下げた日本人みたいな気分になるじゃん。

 

そんな僕らを肯定してくれるのが、漫画喫茶なんですよ。

多分漫画喫茶って、その店舗の店長自体もバイトっぽい感覚で、バイトが悪いことしても怒らなそうじゃないですか。だって、あんな静かな空間で、バイトへの説教なんてしたら店内全体に緊張感が走ってしまう。

 

漫喫のスタッフなんて、きっとやることは受付ぐらい、ちょっと賢い猿でもできそうな仕事なわけで、そんなところにハキハキしたホモ・サピエンスが投入されたら、客も客で気分悪いと思うんすよね。だって、うるせーじゃんホモ・サピエンス。知的な話とかするし。こちとら戦闘民族アウストラロピテクスの血引いとんじゃ!人間よりもゴリラに近い。知らんけど。

 

漫喫のバイトはやっぱり、暗い雰囲気のオタクか、だりーと言いながら裏でバイトの女とヤってそうなバントマン風の男とか、そーゆーのがいいと思うんですよね。

 

僕らは、堕落を求めて漫喫に行く

「今日も意識高く行こう!」なんて客が来るわけないもん。そういう奴らは漫画はkindleで読む。ホリエモンに影響されて「今時漫画持つ理由何?」とかヘーキで言う。効率的に時間を使う!とか言いながら、お前が余らせた時間どうせyoutube見るぐらいだろ。

 

kindleパラパラ読みできないから嫌いです。パラパラ読みできない本ってクソでしょ。漫喫は暇を持て余したクズが行く場所なんすよ。クズはクズ同士で集まってた方が気楽です。

 

と言うことで、僕はこれからも、漫喫には堕落したままであって欲しいなと思います。

漫喫に妙に元気な店員いらん。オシャレな内装もいらん。

 

雑多で、ちょっと汚くて、ごちゃごちゃしてて、いい感じに狭い気楽感が満喫の美しさではないでしょうか?漫喫バイトは怠惰な方向で頑張っていただきたい。余計なお世話でしょうけど。