Flappy-Magazine

漫画を語る読み物マガジン

もはや漫画は貴族の遊び。悪いこと言わないから趣味にするならYouTubeにしとけ。

現在、ワンピースの値段は475円。これはほとんどの少年漫画の値段だ。

そして青年漫画、例えばキングダムは583円。

 

いやあの、漫画家さんの労力とか編集社の労力とか、そーゆーのを考えると相応な値段なのはわかるんだけどさ、にしてもさ、肌感としてめちゃくちゃ高くない?

 

ワンピースを今から新刊で集めようと思ったら43,225円。まぁ多分2週間ぐらい楽しめるんだろうけど、2週間の娯楽のために4万気軽に出せるやつどんな富豪だよ。

普通にさ、10巻ぐらいの頃から集めてた人なら、新刊が出るたび、つまり二ヶ月に一回ペースで475円払えばいいから、それなら着いてこれてるだろうけど、じゃあ今からワンピースを読み始めようと思ったら43,225円払う覚悟がない人しか追っかけられないわけだ。

 

買ってる間にどんどん新刊が出てくるわけだから、どんどん値段が高くなる。無理ゲー。ワンピース最近の新規ファンどんだけいるんだろうね。古参しか読んでなさそう。読んでる人もここまで買ったから今更引けないと惰性で読んでそう。というかワンピースが一番好きな漫画っていうやつのピュア感なんなの?あいつらはみんな私いい人です感を出してくる。裏表なんかなくやましいことなんて一つも考えていませんみたいな顔をしてきやがる。いや、ワンピースの話はまた今度にしよう。いくらでも書ける。そん時は「ワンピースは好きだけどワンピース好きな奴は嫌い」ってタイトルで行くんでよろしく。

 

漫画は貴族の遊びになった

例えばスマホゲーなら無課金で楽しめるものは腐る程あるわけだ。僕はPUBGに一銭も払わずに半年ぐらい楽しんでる。YouTubeに関しては鬼のような種類の動画を無課金で楽しめる。TSUTAYAとかgeo、今キツイだろうね。僕が高校生ぐらいの頃TSUTAYAに行けば暇そうなう奴らが大量にいたもんだけど、最近TSUTAYA行くと、インターネットなんて知りませんって顔した時代遅れのジジイババアしかいない。月額課金制の映画見放題サービスどんどん出てくるし、今更わざわざ店舗まで借りに行く意味がない。PS4のゲームを買ったとしても、6000円かそこらで一ヶ月以上楽しめる。

 

高いんすよ。漫画。マジで。

 

しかもそんな時に漫画村なんてサイトが出てきたもんだから、多くの人に漫画=無料で読めるという固定概念までできてしまった。たとえそれが潰れたところで一度作られた固定概念はそう簡単になくなるはずもなく、今更買わないよね。単行本なんか。

たけーもん。しかも家に置いたらかさばる。引越しの時に荷物になる。どうしても読みたかったら漫喫で読む。もはや単行本にはコレクションとしての価値しかない。買うぐらいなら読まない。

 

もうね、けんすうさんもブログに書いてたけど、漫画は貴族の遊び。庶民は大人しくYouTubeを見ろ。

子供の趣味にしても、漫画アニメと言ったら子供の遊びと言われていたけど、今子供が漫画なんか読もうとしたらYouTube見せるよね。親としても金のかかる趣味とかからない趣味だったらかからない方を選ばせるに決まってる。YouTubeが子供に大人気なのもそーゆー理由。新しいものを買わなくても子供が楽しめる動画どんどん出してくれんだもん。スマホ一個渡せば一生それで遊んでくれる。省エネキッズ。もはや漫画は金持ちの道楽。毎回金払わないと楽しめないコンテンツなんて時代遅れ。オタクの趣味。これからきっとどんどん漫画はそうゆう方向に進んでいくと思うんですよね。

 

 漫画とネット社会は相性が悪い

インターネットによって世界は変わったと言われるけれど、一番変わったのは何かと言うと情報への到達速度なんですよね。知りたい情報があったらすぐにその情報を得られる。言葉にすればたったこれだけのことで世界は変わった。ところが漫画の世界において、ネットというのは本当に相性が悪い。

 

漫画はそもそもある程度の期間読んでいかないと面白さが伝わらないものが多いんですよ。たった1話で面白さが伝わるなんて読み切りだけで、長編漫画でそれは不可能とも言える。ところが、ネットによって、情報の速度が変わった。具体的に言えば、人が良いか悪いか判断する速度が急激に上がった。

 

情報へのアクセスが早くなったため、短時間で様々な情報に触れられるから、一つの情報に触れる時間が短くなった。そのためチラッと見てつまらなければつまらない。だから最近売れるのはエログロのインパクトが強いものばかりになった。なぜなら、自分の好みかどうかが即座に判断できるからだ。ワンピースが始まるのが10年遅かったら多分今ほどの人気にはなっていないだろうね。仮に運よく一巻を読んでもらっても、ネットのせいでコロコロといろんなものを手にするせいで2巻が出た時には1巻の内容なんて忘れてる。

 

昔は漫画は一巻は買わなければいけなかったし、お金を払ったという事実から1巻で終わるとは勿体無く感じるおかげで2、3巻も流れで買う。そもそも雑誌が売れていた時代だから、ドラゴンボール目当てで雑誌を買ったらついでにそれ以外の漫画も読まれていた。だから自然と他の連載陣も、連載されているだけでじっくり読ませることができた。

 

ところが、今雑誌は売れていないし、そうなれば単行本単位で読ませるしかないわけだけど、単行本を買わせるには初見で475円払わせないといけない。しかもたった30分の娯楽のために。無理ゲーでしょ。いわば見知らぬ人に「475円払ったら良いことしてあげる」と言われて払うようなもの。どんな美人にも払えないでしょ。怖すぎる。

 

 最近の大長編漫画のせいで漫画は終わる

昔は超人気漫画のドラゴンボールでも、スラムダンクでも、最長で40巻で終わってたじゃないですか。まぁそれでも長いけど40巻までなら全部買っても約1万6000円。これぐらいならお年玉で変える。

 

ところがさ、最近の漫画はマジで長い。上記のワンピースの93巻然り、ナルトは72巻。はじめの一歩は100巻越え。もうね。アホかと。人気漫画を読むハードルあげてどーすんの??しかも引き伸ばせば引き延ばすほど内容は薄くなってつまらない漫画になるじゃん。その結果どうなります?漫画は人気漫画ほどつまらなくなるという空気感が出来上がったら誰も読まなくなりますよ。

 

もちろん雑誌の目の前の売り上げを考えたときに人気漫画を続けさせた方が売り上げは伸びるんだろうけど、人気漫画を読むハードルが上がれば上がるほど、人は簡潔に終わる漫画しか読まなくなるし、簡潔に終わる漫画がつまらなければ人は漫画を読まなくなって、結果的に雑誌の売り上げは落ちると思うんですがどうなんですかね?

 

人気で面白い漫画ほど出来るだけ短くまとめることで、漫画とは面白いものって広く伝えられるんじゃないですか?ハガレンデスノートが名作と言われるのは余計なエピソードなく20巻そこそこで多くの人が手に取れるからじゃないんですかね?超面白い漫画は最終的にちょっと物足りないほうが次の漫画に手が伸びる気がするんですが、無駄に飽きるまで伸ばしたら次の漫画読まなくないですか????

 

これはもう完全に出版社の怠慢。新しく面白いものを見つけ出すことをやめて、既存漫画を載せとけば売れるという天狗心で漫画業界をぶち壊した。天狗心って言葉ある??

 

別に漫画があったところで世界はよくならない

と、まぁ漫画やばいって話をしてきたんですが、じゃあ漫画がなくなったらどうなるの?と言われたら別にどうもならないんですよね。というか、どういう形にせよ漫画という文化は残るだろうし、別に漫画があってもなくても戦争は無くならないし世界は変わらないんです。

 

でもね。困るんです。俺が。

 

休日はだいたい漫画読んでるし平日も漫画読んでるし。

ゴールデンウィークBECKを改めて読みなして感動していました。

 

だから漫画はこれからも残って欲しいし、面白い漫画をもっともっと読みたいと思っています。だからそのためには、面白い漫画への導線をちゃんと引いて、面白い漫画を読みやすい形で読者が手に取りやすいように届ける努力が必要だと思うんですよね。

 

そのために一応僕はこのブログで読んでほしい漫画を紹介しています。

 

今日の記事クソ長いね。面白かった人は共有してくれると飛び跳ねて喜びます。

本日は以上。それでは。