ジャンプ+で連載中の漫画、あんま面白くないなーと思ってたんですよね。面白いのは地獄楽とアラタプライマルぐらい。それ以外はなんというかこーゆーの好きでしょ?感というか、こーゆーの書いとけば読むんでしょ?感。
そりゃーテンプレに落とし込んだありきたりな漫画でも連載しておけば暇つぶし目的で漫画を求める人には十分なのかもしれないけども、暇つぶしではなく娯楽や快楽を求めて漫画を読む僕らのような漫画ジャンキーにはそれじゃー物足りないってもんだ。ヤリモクで出会い系やってるヤリチンクズは女性器がついてれば満足かもしれないが本気で恋愛したい誠実?男性にはそれだけじゃー物足りないのと一緒。やっぱり中身が大切なんですよ。すげーハッキリ言うとしょうもない。まぁ全部読んだわけじゃないのでアレなんですが。
ということでジャンプ+の漫画、マジで移動中の暇つぶしぐらいでしか読んでなかったんだけども、たまたま最近話題になっていた「SPY×FAMILY」を読みました。まだ連載スタートしたばかりということで4話だけなんだけど、何これおもしろ。
笑えない設定
引用元:SPY×FAMILY
これだけ見るとファンタジー冒険者みたいだけど、全くファンタジーではない。多分ジャンル的にはコメディ。この漫画、主人公が他方から命を狙われるスパイ。そしてその妻(仮)が殺し屋。そしてその子供(仮)がエスパーという設定。お互いがお互いに素性を隠しながら生活する中で巻き起こるドタバタコメディみたいなお話なんだけども、けども…エスパーとスパイはまぁ置いておいて、殺し屋??ダメだろ。
引用元:SPY×FAMILY
犯罪とコメディって絶対に相いれないものじゃないですか。親の仇がどんだけ面白いネタをやっても笑えるわけないし、それを笑ってるやつすらムカつく。不祥事を起こした芸人がテレビから干されるのも同様の理由。笑えないんですよね。それで被害者がいる以上、「被害者の気持ち考えろ」と笑ってられない。剣心が殺さずを誓わずにバッタバッタと敵を切り裂いておいて「おろろ〜」って言ってたら、「いやオロロじゃないよ。お前が斬った相手がどれだけ悪人だろうと家族や恋人がいて、その人を大切に思ってた人がいたでしょう。なにとぼけとんねん。」となるじゃないですか。
ダメなんですよね。主人公が悪人である以上コメディになり得ないんですよ。志村けんがドラッグやってたらバカ殿絶対放送できないでしょ。いやあなたのバカもはや天然じゃないでしょ。人口でしょと。
なんだけども、なぜかこの「SPY×FAMILY」。笑えるんですよ。許せるんです。なぜなのか?
かわいい
引用元:SPY×FAMILY
アーニャ可愛すぎ。僕の性癖が揺らぐ。いや、引く前にまず読め。読めばわかる。お前の性癖も揺らぐ。いや性癖には響かないかもしれない。言うなれば愛弟子。これを愛せないお前は多分どっかで大変な目にあったことがあるんだろうからドンマイとしか言いようがない。
かわいいは正義とはよく言ったものだと思うのだけども、一般的に言われる「かわいいは正義」は女のことなんですけど、違いました。「かわいいは正義」とは幼女のことです。女はいくら見た目可愛くても中身がドロドロのヘドロ。どれだけ清純派気取ってようと頭の中は自尊心と金欲と性欲。「いいね」のために平気で股を開くのが女ってもんだ。つまりクソ。ちなみに男も自尊心と金欲と性欲。つまり大人はクソ。
男が女に「かわいいね」と言うのは「僕と性交しませんか?」って意味です。
引用元:SPY×FAMILY
そう。無条件でかわいいのは動物と幼女だけなんです。幼女の場合のみ「かわいいは正義」は成り立つ。かわいい幼女なら親が殺し屋だろうとかわいいんです。許せる。
もはやストーリーとかどうでもいい
そう。「SPY×FAMILY」はもうストーリーとかどうでもいいんです。
アーニャが動いてる姿を見せてくれさえすればいい。黄昏(パパ)の「テレビ見てろ」にアーニャが「うぃ」と答えてくれればいい。それだけ見てられればぼかぁ幸せだ。
多分感覚はYouTubeの動物チャンネルに近い。それになんとなくそれっぽいストーリーが乗っただけ。でもニャンコのスパイ大作戦とか絶対見るでしょ。それと一緒。つまりスパイとか殺し屋とかはアーニャの可愛さを引き立てる役目しかない。きっとこの漫画はこれからどんなにストーリーが破綻しようが、アーニャが変わらずにいてくれたら僕はそれだけで楽しく読むことができる。アーニャ…これからも楽しく生きてくれ…。アーニャが学校でいじめられたりしたら僕が作者に怒鳴り込みに行きます。
本日は以上。それでは。