Flappy-Magazine

漫画を語る読み物マガジン

流行漫画の成れの果て「食糧人類」は広告戦略だけの漫画。

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ある時期から、漫画アプリって一気に出てきたじゃないですか。コミックシーモアとかそーゆー系。

 

まぁそれはいいんですが、漫画アプリが出てきたことで売れるようになったジャンルがあるんです。それがインパクト重視の漫画。

 

なぜなら、すごい単純。漫画アプリが広告を出すようになったから。

 

あなたもみたことありませんか?こーゆー広告。

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クッソうざいですよね。上記はGANMA!、コミックシーモアまんが王国、Renta!の広告。

 

こーゆー広告に共通するのが、広告に載る漫画は必ずインパクトが強いものということ。まぁそりゃーそうですよね。だってインパクトが強くないと興味を持たれないですもん。なんでもそうだけど、広告というのは少し過剰なくらいに表現するのが普通だし。

 

で、当然当時の漫画アプリ読者はこういった広告に釣られる人だから、上記のような漫画アプリ内では異常なほどにインパクト重視の漫画が読まれる。

 

僕としてはこーゆー広告を見せられた時点で「ウゼー」となってしまい、その漫画に興味がなくなるんすけどね。

 

インパクトのみを重視した漫画

そんでアプリ内で圧倒的人気になるから、実際の雑誌編集者なども「最近の人はこーゆーのが好きなのか」と思って、似たようなものの連載を始めるようになる。そうなると数が増えて、読者も慣れてくるからより強いインパクトを求めるようになる。

 

広告ももっと過激なのを載せないと興味を持たれなくなってしまうから、よりインパクトの強い漫画の連載を求める。

 

その結果生まれた漫画がこれ。「食糧人類」。

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引用元:食糧人類

 

あんまりにも目につくから今日漫喫で読んでみたんですが、クソです。インパクト重視漫画の最終形態。フリーザは最終形態で小さくなったけど、インパクト重視漫画は最終進化してゴミになりました。マジで読まなくていい。これ、売れてるらしいんですが、面白さはゼロ。これは完全に「手に取らせるためだけの漫画」です。

 

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引用元:食糧人類

 もうウザいくらいにインパクト重視。もはや読者を楽しめせるためのものではなく、完全に金目当て商業戦略だけを意識した漫画です。

 

偏見だけどこーゆーグロい系のインパクト重視漫画って全部似たような絵をしてません?「外道の歌」とか「王様ゲーム」とか。なんというか気持ちがこもってない感じの絵。キャラクターの顔が死んでる感じ。伝われ!

 

ストーリー無視!圧倒的広告戦略

昔僕、広告系のデザイナーをやっていたんですが、広告に興味を持たせる上で重要なことがありました。それが「感情を動かすこと」。

 

人は感情が動かされると動かされたものに対して興味を持つんです。

 

要は喜怒哀楽であったり、納得感だったりすっきり感を作るということ。広告をみて嬉しくなると当然その商品に興味を持つし、楽しくなっても興味を持つ。さらにはムカついたり嫌悪感を抱いても興味を持つんです。逆に感情に響かないものはスルーされる。

 

だから広告を作る上でできる限り「感情を動かすこと」は意識してました。

 

この漫画、「食糧人類」もまさにそういった感情に響かす広告戦略でのみ作られた漫画。

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引用元:食糧人類

 いちいち嫌悪感に響く。マジでこの漫画どのコマをとってもそのまま広告になりそうな場面ばかり。絶対意識してる。意識してないで作ってたら逆にすげー。

 

よく広告で「〇〇をすれば1日で30万円!」とか「一ヶ月で体重20kg減!」とかあるじゃないですか。この漫画はあれと全く一緒。読者を「え!?」とさせたら勝ち。それだけでヒマつぶしを求める多くの人が読む。

 

最近ちょっと流れが変わってきた

こーゆーインパクト重視の漫画。「食糧人類」を最終進化としたのか、最近は減ってきたよね。なぜなら編集社全体が独自の公式漫画アプリを開発したから。

 

ジャンプ+とかマガポケとかそーゆーのね。

これらのアプリは上記のように、とりあえず読ませて広告収入を得るタイプの漫画アプリではなく、継続的に読ませて単行本を売ることを目的としたアプリなようで、インパクト重視ではなく内容重視の傾向がみられる。(一部インパクト系もあるけど)

 

「食糧人類」みたいな漫画が売れるのは別にいいけど、こーゆー漫画が下手に売れるせいで「漫画ってつまんないよね」と思われるのはやだなーと思いました。

本日は以上。それでは。